クリスタルのブログ

ミクロとマクロの観点から、王国の文化を理解し、イメージを膨らませていくことを目指すブログです。

主人の見た「玉突き事故」の夢

今日は、私達夫婦がサンクチュアリ協会に来れた軌跡を紹介したいと思います。


既に記事にしましたのでご存知かと思いますが、私自身は女性連合の活動を熱心にしてきました。思えば女性連合で歩みながら、力を何処で受けていたかと言えば、お母様が語られるみ言葉です。お母様は家庭連合が主体なので女性連合に対してのみ言葉は少ないのですが、「それでも私達は大丈夫です。何も言われなくてもこつこつと基盤を作りますから」という心情で歩んでいました。
また、昔のお父様のみ言葉でも特にお母様について述べられている箇所に線を引いて読んでいました。


女性連合こそ母の国の使命を果たす役割があると信じ込んでいたのです。
家庭連合が矛盾だらけだったので、尚更自分たちの自由と責任で外(地域)の基盤作りに向かってどんどん進める事のできる女性連合に投入していたのです。権力でみ旨を進める家庭連合とは違い、私達は兄弟姉妹やゲストを愛して喜ばせていけば、必ず神様が導いてくださるという信念のもと歩み続けていたのです。


ところがそれが違っていたなんて、今更ながらびっくりです。
まさかお母様が・・・という晴天の霹靂です。
よくこんな私が、亨進様の下に来れたものだと今当時を振り返ってもみても我ながら奇跡のような出来事だったと、本当に感謝しているのです。


よく家庭連合では、インターネットは見ないようにした方がいい。何故なら影響を受けるからと、そのころから何度となく聞いていました。しかし影響を受けるとか受けないかではなく、まずは真実を知るべきだと思ったのです。



お母様と亨進様のどちらが正しいのだろうか?と真剣に悩むようになっていきました。
そのたびにいろんな先輩に打診するのですが、「何言ってるのか?お母様を不信してるの?」と言われると「私の信仰が弱い」と思い引き下がっていた私でした。


ところがそんな頃、地元の山口代表からの手紙が届いて、家庭連合に行っても復活しないし元気が出ないと言って、正直あまりみ言葉など読まなくなっていた主人が真剣にその手紙を読んでいるのです。ある意味傍から見ていると異常なほど食い入るように読んでいたのです。


「これはただ事ではないよ。」と言い、その日から夫婦で真剣に探り出したのです。2転3転しながら、ああでもない、こうでもないとドキドキしながら毎日検討に検討を重ねました。あの時ほど真剣に夫婦が会話したのは今までになかったかもしれません。


それで、「やっぱりこれは亨進様と国進様が正しい。お父様の権威に戻る祝福を受けよう。」と結論を出してすっきりとした気持ちで休んだ翌朝、主人が目覚めたばかりの私に、「事故の夢を見た」と言ったのです。「え、事故?何でこのタイミングで事故の夢なの?」



玉突き事故の夢を見たというのです。私は夢の中で主人が事故に遭ったのかと思っていたので「この夢どういう意味かな?」と聞いてくる主人に私が一言言ったのは、「事故の夢でしょ、気を付けてよ運転」でした。「そうだよね」と主人もよく考える暇もなく会社に出かけて行ったのです。


ところがその日の夜になって、もう一度その話をするのでよく聞いてみると、主人が事故に遭ったのではなく、高速道路を大きなトラックが自分を越して行くのですが、そのまま渋滞していた前のトラックや乗用車に突っ込んで何台も玉突き事故になったというのです。そこを主人の運転する車が、悠々と車線変更をして避けて事故に遭わなかった、という夢だったらしいのです。


それなら話は違います。「それって、私達が亨進様の方に行く決意をしたので、災難をまぬがれたということを夢で見せて下さったという事だよ。やっぱり私達の判断は正しいんだよ。」と単なる夢かも知れませんが、しみじみと救われた実感をかみしめたのでした。


今回の決断をするにあたり、私達は真実はどこにあるのかと、本当によく考えました。
私達がサンクチュアリに来れた理由は、自ら疑問を持って調べたが故であり、それによって真実に到達できたと思うのです。今までの概念に囚われず自分の自由と責任で判断したわけです。


家庭連合の方たちは、長い信仰生活の間に疑問を持つことさえも悪とされるような教会指導者たちにとって都合がいいような教育をずっとされ続け、自分で判断しなくなってしまいました。中心者の意見に従う従順な人たち。まさにそのまま走っていたら集団で事故が起こる状況が迫っているのかもしれません。


そのシックの姿は、世界を牛耳りたい者たちにとって都合が良い姿であると感じます。
国民が何も考えずに自分たちに隷属してくれることを望んでいるピラミッド構造の上層部
が喜ぶ姿であり、亨進様が目指す王国の文化とは真逆の文化であると思うのです。