去る１１月２日リフレッシュに主人と北杜市のみずがき湖に紅葉を見に行ってきました。
何となくの思いつきで出かけてみましたがそこで思わぬ心情に導かれましたのでその事を書いてみたいと思います。

私達はアメリカのニュージャージー州で家庭を出発したのですが、始めて妊娠した子をすぐに流産してしまったのです。実はそのショックから私を立ち直らせてくれた湖に今日行ったみずがき湖がとても似ていました。
あの時傷ついた私の心を慰労してくれた湖の景色とそっくりだったみずかき湖は、あれから既に25年の時が流れているのにまるで昨日の事のようにあの時の様々な心情を思い出させてくれたのです。
　　

　　　

全てを失ってしまったという何とも言えない喪失感でした。心に大きな穴が空いて埋められなかったのです。もう２度と妊娠出来ないかもしれないとか、妊娠してもまた流産してしまうかもしれないなどと不安にも襲われていました。
　　
あの時湖岸に座ったまま暫く時間が流れました。そして既に暗くなりかけた頃大自然の清らかな空気に触れて徐々に癒されたせいでしょうか？　自分の悲しみだけでいっぱいだった私の心に急にアダムとエバを失った時の神様の事情と心情がじーんとリアルに伝わって来た瞬間があったのです。神様の心情に繋がった瞬間でした。

急に私と一緒に神様も泣いているような私だけの涙でないような涙が止めどなく流れて神様の悲しみがどんなだったのか自分の悲しみが神様の悲しみに変わっていたのでした。
その体験を通して悲しみの神様の心情を少しでも理解できたような気がしたのでした。

暫く泣いた後、不思議と「必ず子供は授かれる、大丈夫」という心情がふつふつと沸いて来て、湖を去る時にはすっかり癒されて帰る事が出来たのでした。

　　　

私達は日々いろんな困難に直面します。そんな時目の前の困難は乗り越えるのに難しく思えますが、それ以上の困難（今までその立場に立った事がなかったので分からなかった）を経験している方たちの立場や心情を理解するチャンスとなります。またその先にそれ以上の困難を幾たびも乗り越えてこられた神様の心情がある事、そしてその体験（困難）が神様の心情を理解するチャンスとなる事など、お父様はどんな困難な時も神様を慰めて生きてこられたその生涯の生き方とお姿を通して私達に教えてくださいました。

生かされているという事はそんな心情復帰を地上でして神様の事情や心情に近づいて行ける私達に如何にしてなれるのか、その為に与えられているかけがえのない期間であるということもお父様は私達に教えてくださいました。
　

　　　

その湖畔に立ちながら、次の瞬間今回10月30日に亨進様が生まれて来れなかったすべての子供たちの魂を解怨してくださった事が思い出されました。
3か月だった私の子の魂もやっと解怨されたことを思うとあれからずっと時々思い出しては心に引っ掛かっていましたから何だかやっと心が晴れた気分です。

今このタイミングで流産の体験を思い出すなんて考えてもいませんでした。解怨の恵みの大きさを感じずにはいられませんでした。突然の地獄の苦しみの中から解放され子供たちが、あっけにとられているような静けさから、段々と状況が分かって喜びに変わって行く子供たちの様子が目に浮かぶようで、その喜びの霊界が世界中に広がっていくであろうと思うと解怨の恩恵の大きさにしみじみと感謝が沸くのでした。

         

その数日後、渡米した兄弟が帰って来て証を聞かせていただきました。
また、その後に訪ねて来た姉妹もやはり流産した子供のことを思い出していたというのです。身近でもこれだけ多くの解放された子供たちが親たちを訪ねていたのです。そして「私を忘れないで」と思い出させるような体験をしていたのです。そしてあちこちの親たちの耳元で「これからは一緒だよ。一緒に頑張ろうね」と囁くのでした。

どれ程の子供たちが解怨されたのだろうか？と考える時、同時に親たちの心情も私のようにまた解放されているのです。悪魔崇拝で生贄となってきた子供たちの親たちの心の痛みはどれ程大きかったのでしょうか？
今頃はその子供たちがそれぞれ親を訪ねて奇跡のような心情の解放の体験をしている方もいらっしゃるかもしれません。親たちも同時に解放されているのです。

この２０億人の罪なき霊の解怨によってどれ程世界中が恩恵を受けるだろうと考える時、命がけで解怨をしてくださった亨進様に本当に本当に感謝なのでした。

今回の大統領選の奇跡を見ても、２０億人の解怨の恵みはどれ程だろうかと思うのです。

トランプ氏の大統領選大勝利、万歳！万歳！万歳！！

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